1月 5, 2012

「お笑い芸人をひどい目に遭わせる」っていうテレビ番組のパターンが好きになれない。いじめのセンスを競う文化でどれほど子供がひどい目に遭っているか。野暮でも「やめろよ、子供が真似するだろ!」と怒っていくのが本当の大人ではないかな。

Twitter / @futodoki: 「お笑い芸人をひどい目に遭わせる」っていうテレビ番組 … (via futashika)

イジメそのものはテレビを全面禁止したって起きる、動物的本能に根ざした避けられない問題。テレビのイジメ芸は、むしろ子供がイジメとは何かを考えるきっかけになる事を評価したい。自分がこの立場にいるんだな、という事を自覚してから次の一歩が始まる。

なので芸のどっかに「これはイジメ芸ですよ」というのが分かるようにするのが理想。イジメる側が単にいい立場になってるのは芸ではなくほんとのイジメをショーにしてるだけだが、たとえば「笑ってはいけない」の蝶野vs山崎の場合、山崎が無実なのに蝶野が有罪と信じて暴力を振るっている(つまり蝶野もアホでマヌケな役どころ)から笑いや芸として許されるというように、ちゃんとした芸人やバラエティ作家はこのへんもけっこう考えて作っている(面白いかどうかは別だけど)。

イジメる側・イジメられる側になんらかの異常が起きていて、それが行動に繋がるという事を客観的に観察できることは子供にとって貴重な体験だ。

山崎が悪いやつだからいじめられてるのか?そうじゃない。

蝶野がひどいやつだからいじめてるのか?そうじゃない。

それを笑いながら理解できればすばらしいことじゃないか。

(via nunnungogo)

途方もなく理想的な仮定ですね。そんなふうに考えることができる子供がいないとは言い切れませんがごく少数でしょう。同意できません。

バラエティーのイジメは「笑えることが人間の尊厳より優先する」という論理の元に成り立っています。
それで、「自分たちが笑えることのためにいじめる」ということをどんどんやるのが子供です。 
客観的に見る体験を作ってなんかいません。面白ければどんどんいじめていいと思わせているのではないでしょうか。 

「いじめが動物的本能」という理屈にも賛成できません。だからといって放っていいことにはなりませんし。

テレビ局が子供への悪影響を考慮して作っているとは全く思えませんね。

付記。別にテレビがこういうことをやめればいじめはなくなるなんて思ってません。ただ、助長させてるよねって話。

(via futashika)

(yaruoから)